(2014.09.16 16:26 by CCP Rise)
(※追記 : なお、Oceanus パッチノートによると、この新通知システムは Oceanus 実装後、
『
(※導入段落省略)
通知システムの改修を行うに至った理由
システムの詳細に入る前に、なぜ今 「通知」 なのかという点を軽く説明したい。
僕らのチームは NPE (※ New Player Experience; EVE を新しくはじめたプレイヤーが、ゲームにおいてどういった経験をし、ゲームにどのような印象を受けるか) の専任担当で、僕らとしては、将来的には既存のチュートリアルを廃止し、もっと自由度の高いなかでゲームを経験していってもらえるようにしたいと考えているんだけど ― そのためにはプレイヤーがなにかナイスなことをしたときには (あるいは、なにかひどい失敗したときには) それをプレイヤーに知らせられるようにしないといけない。でも、そういった目的で使うには、既存のシステムはどれもいまいちしっくりこないんだ。
そして、使えそうなシステムを探していく過程で、NPE で使えるようなメッセージングシステムが存在しないということがわかっただけでなく、既存のシステムがいかに無駄に多様で、それらがいかにゲームのいたるところにばらまかれてしまっているかに気がついたんだ。メールで通知がくることもあれば、伝達事項が特定のフィーチャーウィンドウに押し込められていたり (例えばインダストリーのジョブとか)、ポップアップウィンドウだったり (好き勝手な位置にでてくる)、ときには画面のどまんなかにでっかい選択ウィンドウがでてくる方式なこともある。
そこで、NPE 専用の独自の通知方式をこのうえさらにもう一つ作るよりも、これをいい機会に、これらの方式の多くを単一のシンプルな通知システムに統合してしまうことで、プレイヤーへの情報伝達スタイルを整理することにしたんだ。
僕らのチームは NPE (※ New Player Experience; EVE を新しくはじめたプレイヤーが、ゲームにおいてどういった経験をし、ゲームにどのような印象を受けるか) の専任担当で、僕らとしては、将来的には既存のチュートリアルを廃止し、もっと自由度の高いなかでゲームを経験していってもらえるようにしたいと考えているんだけど ― そのためにはプレイヤーがなにかナイスなことをしたときには (あるいは、なにかひどい失敗したときには) それをプレイヤーに知らせられるようにしないといけない。でも、そういった目的で使うには、既存のシステムはどれもいまいちしっくりこないんだ。
そして、使えそうなシステムを探していく過程で、NPE で使えるようなメッセージングシステムが存在しないということがわかっただけでなく、既存のシステムがいかに無駄に多様で、それらがいかにゲームのいたるところにばらまかれてしまっているかに気がついたんだ。メールで通知がくることもあれば、伝達事項が特定のフィーチャーウィンドウに押し込められていたり (例えばインダストリーのジョブとか)、ポップアップウィンドウだったり (好き勝手な位置にでてくる)、ときには画面のどまんなかにでっかい選択ウィンドウがでてくる方式なこともある。
そこで、NPE 専用の独自の通知方式をこのうえさらにもう一つ作るよりも、これをいい機会に、これらの方式の多くを単一のシンプルな通知システムに統合してしまうことで、プレイヤーへの情報伝達スタイルを整理することにしたんだ。
どのような仕組みなの? (それと、どうやってオフにするの?)
コンピューターをここ 5年以内に使ったことのある人であれば (ということは、親愛なる EVE プレイヤー諸君であれば)、新システムはなじみのある感じのものだし、直感的に使ってもらえるものと思うけど、まあせっかくだからひとつずつ見ていこう。なお、写真・テキストには仮のものも含まれているので、以下で紹介するものはどれもリリース前に変更となる可能性がある点にご注意を。
まずは、通知の表示位置を決定し、未読数を表示するシンプルなウィジェットの紹介だ。このウィジェットはデフォルトでは画面の右下に表示されるけど、クリックホールドすることで画面のどこへでも動かせる。見た目はこんな感じだ :
まずは、通知の表示位置を決定し、未読数を表示するシンプルなウィジェットの紹介だ。このウィジェットはデフォルトでは画面の右下に表示されるけど、クリックホールドすることで画面のどこへでも動かせる。見た目はこんな感じだ :
通知を受信すると、大まかな内容と、通知の種類に応じた小さな画像の含まれた小さなポップアップがあらわれる。内容をさらに知りたければ、そのポップアップをクリックすることで内容に応じた適切なウィンドウが開く。
同時に複数の通知を受信した場合、ポップアップはスタック (※積み重なって) 表示され、スタック数の上限に達すると、それ以降の受信ぶんは順番待ち状態となる。スタック数は設定により変更でき、デフォルトは 3 となっている。ポップアップは、それに対して何もしないでいると数秒で自動的に消える。この時間についても自由に変更可能だ。
お次は履歴ビューだ! 通知ウィジェットをクリックすると履歴ビューが開き、受信した通知が最大 [未定] 通 表示されるようになっている。履歴ビューにおいても、ビュー内の通知をクリックすることで、その通知に関連したウィンドウ/フィーチャーが開くようになっている。マウスが履歴ビューから外れると、または、ウィジェットをもう一度クリックすると、履歴ビューは閉じる。
最後に、そして、多分これが一番大事な点になると思うけど、「オプション」 だ! さまざまな業務を切り盛りしているベテランにとっては、このフィーチャーがうるさすぎてかえって使いづらくなってしまう危険性があるのは承知している。だから、必要もない通知を垂れ流し続けるのではなく、必要な情報だけをしっかりと知らせることができるよう、可能な限りカスタマイズできるようにしたつもりだ。この画面では、特定のタイプ、もしくはカテゴリの通知が、ポップアップするか、音をならすか、履歴に残るか、何もしないか、等をコントロールできるようになっている。
ベータ "オプトイン" 方式!
今回、僕らとしてはこのフィーチャーそのものについてはもちろんだけど、そのリリース方式についてもすごく期待しているんだ。このフィーチャーについては、通常の、「実装を先のリリースに設定し、それまでのあいだ Singularity (※テストサーバー 『シンギュラリティー』) で試してもらい、プレイヤーからのフィードバックをうけて推敲していく」 というかたちをとらず、いきなり Tranquility に実装してしまい、そのオン/オフを選べるというかたちにするつもりだ。これには利点がいくつかあって :
- Singularity においてよりも、(願わくば) より多くのプレイヤーに触れてもらえるので、より多くのフィードバックが得られる
- フィーチャーを実際に試してみようというプレイヤーにとっては、Singularity と違い、得られる通知の量や種類がリアルなものとなるので、彼らからのフィードバックの精度や有用性が高まる
- フィーチャーになんらかの問題があった場合に、それが修正されるまでのあいだ、プレイヤー全体に不便がかかり続けてしまうという心配をしなくて済む (ツールちpp)
今後の展開
今回の実装分においては、フィーチャーの基本的な使い勝手を確立し、そして通知のなかでももっとも重要なものは含めることができたのではないかと考えているけど、これで終わりではないよ。以降のリリースでさらに通知の種類を増やしたいと思っている。例えば :
- インダストリーのジョブに関する通知
- 戦闘ログ (ダメージログではなくキルメール)
- 「招待」 系通知 (個人会話、フリート、コーポ等)
- そしてもちろん、NPE 関連通知
というわけで、ボタンをクリックして新通知システムをお試しあれ! 読んでくれてありがとう!
@CCP_Rise、交信終わります。
』
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