EVElopedia 『PvP ログアウトタイマー (PvP Logout Timer)』 より
(※「プレイヤーがログ オフ/アウトすること」 と 「船が宇宙空間から消えること」 は別のことですので、混同しないようご注意ください)
『
「PvP タイマー」 の動作態様を見ていこう。
PvP タイマー (非カプセラログオフタイマー)
PvP タイマーには 3つの段階があり、いずれも持続時間は 15分だ (※ただし段階にかかわらず、カウントダウンの途中だったタイマーが再び 15分まで巻き戻ってしまう可能性はあります)。
第 1 段階
PvP タイマーはプレイヤー同士の戦いが始まることで起動し、まず第 1 段階に入る。このタイマーのカウントダウンは、何らかの戦闘行為が行われるたびに初期状態 (15分) に巻き戻る。「戦闘行為」 には 「攻撃を受けること」 (応戦の有無は問われない) や、ログアウトした後に攻撃を受けることも含まれる。このタイマーのカウントダウン中に宇宙空間でログアウトを試みることで、タイマーは続く 2つの段階に移行する。
注意 : たとえ PvP フラグが立っていない状態で宇宙空間でログアウトしても、その船が宇宙空間から消えるまでの 60秒のあいだに他のプレイヤーからの攻撃を受けると、15分間の PvP フラグが立ってしまう。宇宙空間でログオフをするのであれば、必ず 「安全にログオフする (Safe Logoff) 」 べきだ。(※以前 (Retribution 拡張より前?) は、PvP/NPC フラグが立っていない状態でログオフした場合、宇宙空間に残ったその船に対して他のプレイヤーが新たにフラグを立てることはできませんでした。そのため、船が宇宙空間から消えるまでの 60秒のあいだに受ける攻撃に耐えられる船であれば、ゲートキャンプに飛び込んでしまったとしてもフラグが立つ前に回線を抜くことで比較的簡単に危険を回避できてしまうことが問題となっていました。この逃げ方はロシア人が好んで使った (真偽不明) ということで、『ロゴフスキー "Logoffski"』 などとも呼ばれ、「下劣さ」 に対しては比較的寛容である (?) と思われる EVE コミュニティーにおいてさえも、これに対してはいくぶん軽蔑するむきが強かったようです)
第 2 段階
ログオフすることで PvP タイマーは第 2 段階に入る。船はランダムな方角に向けて自動的に (※ 100万 km) ワープし、そこに 15分間とどまる。注意してほしいのは、敵にそのワープを妨害されてしまうと、船はその場に 15分間とどまり、そのあいだ敵のされるがままになるということだ。「いいカモ "sitting duck"」 とはまさにこのこと。 (※その 15分のあいだにさらに攻撃を受けることでそのつど PvP タイマーも巻き戻りますので、現実的には船が際限なく宇宙空間にとどまり続けることになります)
第 3 段階
船が破壊されることで PvP タイマーは第 3 段階に入る。これは第 2 段階と同様で、今度はポッドがランダムな方角に向けて自動的にワープし、そこに 15分間とどまることになる。
』
(※補足 : 「NPC フラグ (非カプセラログオフタイマー)」 も PvP フラグ同様、プレイヤーの恣意的なログオフを制限するシステムです。このタイマーは NPC を攻撃すること、または NPC に攻撃されることで起動し、持続時間は 5分です。PvP フラグと異なり、ログオフ後は NPC からの攻撃を受けても巻き戻りません。ミッション中などに、 NPC によるワープ妨害を受けた状態で回線切断すると、その船はその場で 5分間 NPC の攻撃にさらされた後に宇宙空間から消えることになります。やや余談になりますが、回線切断時の 「緊急ワープ」 が試みられるのは、回線切断時の一回だけのようです。5分のあいだになんらかの理由で NPC からのワープ妨害が解けたとしても、そこからもう一度あらためて緊急ワープをしてくれるわけではなさそうです (CCP Masterplan: "If you disconnect whilst engaging NPCs, your ship will still make a single attempt to e-warp as normal at the moment of disconnect, provided you aren't tackled. "))
(※補足 : 「兵器フラグ (タイマー)」 の場合、攻撃を受けた側が応戦をしない限り攻撃側にしかフラグが立たないという点で PvP ・ NPC フラグなどのログオフ制限系フラグとは異なります)
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