(2013.08.22 16:28 by CCP Tuxford)
『
僕は開発チーム "Super Friends" の CCP Tuxford。この夏のあいだ、僕らがどんなすばらしいことに取り組んでいたのかについて今日はお話ししたいと思う。これらは Odyssey 1.1 のフィーチャーの一つとしてまもなく Tranquility に実装される予定だよ。まあ、正直に言うとほとんどのメンバーが休暇をとってしまっていたので、作業の進行はなかなか遅かったわけだけど、それでもなんとか多少はプロービング UI を改善できた。具体的にはどんなことをかと言うと・・・
宇宙の特異点および宇宙のシグネチャ (Cosmic Anomaly & Signature) は、スキャン結果に常に表示される
現行の仕様では、星系に入った時点ではセンサーオーバーレイのスキャンによって全特異点・シグネチャの一覧が表示されても、いったんスキャニングを始めるとプローブのスキャン範囲外のものは一覧から消えてしまう。消えてしまったものについてはログインし直すか、いったん星系を出てから入り直すと再び表示されるようになるけど、そんなの挙動としては妙だよね。
スキャンして得られた情報は保持される
スキャンによりシグネチャのシグナル強度が高まるにつれて、そこから得られる情報量も増えるよね? 例えば、スキャン強度が 25% 以下だと、ごく基本的な情報しか得られない・・・「これは船だ」 みたいなね。スキャン結果が向上するにしたがって、「これは戦艦だ」 とわかり、75% まで上がると、ついに 「これはメガソロンだ」 ってことがわかる。そして今回、いったんこうした情報を得られたら、それが保持されるようにしたんだ。どういうことかというと、たとえばシグネチャ "XYZ-123" がメガソロンであるとわかったら、そのシグネチャに対する直近のスキャン強度が 75% 未満だったとしても、 UI にはそのシグネチャがメガソロンであると表示され続けるんだ。ひとつ注意してほしいのは、シグネチャはアイテムごと (船、構造物、デッドスペース等) に独立しているということ。だからこれで星系内にいるメガソロンを一瞬ですべて把握できたりするわけではなくて、あくまである特定のシグネチャがメガソロンであるという情報が維持されるだけだ。
カスタムフォーメーション
Odyssey 1.0 で実装されたプローブのフォーメーションシステムは、プレイヤーが好みのフォーメーションを簡単に追加できることを念頭において当初から設計されていたんだ。僕らであらかじめ追加しておいたフォーメーションはとても最適とは言えないものだし、プレイヤーひとりひとりのニーズに応えられるものでないのは最初からわかっていた。でも今後はプレイヤー側で自分が必要としているフォーメーションを追加して保存しておくことができるようになるんだ。
やり方は簡単。まず好きなフォーメーションにプローブを配置する。「カスタムフォーメーションアイコン」 をクリック。フォーメーションの名前を入力したら "Save" をクリック。これでプローブの位置と大きさが維持されるんだ。このフォーメーションを使うには、他のフォーメーションボタンのとなりにある 「カスタムフォーメーションボタン」 を押すだけでいい。フォーメーションにはプローブを 8つまで含めることができ、特に余計な操作をしなくても必要なプローブが射出、回収される。カスタムフォーメーションは最大で 10通り保存することができるよ。
これらのフィーチャーは Singularity に実装済みなのでチェックしてみてね :D
』
公式フォーラム : 開発者スレッド 『Odyssey 1.1 におけるプロービングの改善点について (Probe Scanning improvements in Odyssey 1.1)』 #17 より
(2013.08.22 16:57 by CCP Tuxford)
『
情報をアイテムとして保存するというアイデアについては、絶対に避けたいところなんだ。各種情報を仲間と共有できるようになればすばらしいとは僕も思うけど、アイテム化というスタイルがそれに適しているとは思わない。カスタムフォーメーションの情報はローカルに保存されているんだけど、残念ながら気軽にインポート/エクスポートできるフォーマットではないんだ。
同スレ #22 より
(2013.08.22 17:02 by CCP Tuxford)
『
それも検討していたんだけど、そうしないことにした。星系を退出した時点でスキャンした情報はすべて抹消される仕様なんだ。
同スレ #27 より
(2013.08.22 17:16 by CCP Tuxford)
『
概して同意なんだけど、プローブスキャニングの使用感を高めるためには、こうでなければいけないちょっとした事情がクライアント側にあったんだ。ひとたびスキャン結果が星系等を越えて保持されるようにしてしまうと、その場所にプレイヤーがいないあいだに起こった出来事についても対処しなければいけなくなる。特に、消えてしまったサイトにね。これは解決しようと思ってできない問題ではないんだけど、「シグネチャのグループとタイプを覚えておくだけ」 と言えるほど簡単なことでもないのは確かだ。
公式フォーラム : 開発者スレッド 『Odyssey 1.1 におけるプロービングの改善点について (Probe Scanning improvements in Odyssey 1.1)』 #17 より
(2013.08.22 16:57 by CCP Tuxford)
『
《Callic Veratar》
カスタムフォーメーションはどこに保存されているの? 僕が素晴らしいカスタムフォーメーションを 4つ作ったとして、それがほしいという人がいた場合、僕は手動でまたフォーメーションを組んであげなくてはいけないの? (※手動で作ったところで、人にカスタムフォーメーションをあげられないのは変わらないように思うのですが)
思ったんだけど、カスタムフォーメーションやオーバービューのセッティングを、ブックマークみたいにゲームアイテム化できるようになったりしない?
情報をアイテムとして保存するというアイデアについては、絶対に避けたいところなんだ。各種情報を仲間と共有できるようになればすばらしいとは僕も思うけど、アイテム化というスタイルがそれに適しているとは思わない。カスタムフォーメーションの情報はローカルに保存されているんだけど、残念ながら気軽にインポート/エクスポートできるフォーマットではないんだ。
』
同スレ #22 より
(2013.08.22 17:02 by CCP Tuxford)
『
《Nairb Hig》
(※省略)
2. 『情報が保持される』 ということは、スキャンしていったんシグネチャの種類がわかったら、その星系を出てまた戻ってきてもそのシグネチャについては引き続き種類が表示されるの?
それも検討していたんだけど、そうしないことにした。星系を退出した時点でスキャンした情報はすべて抹消される仕様なんだ。
』
同スレ #27 より
(2013.08.22 17:16 by CCP Tuxford)
『
《Morikvendi》
とてつもない欠陥がある :
- シグネチャをシグナル強度 64% までスキャンする
- ステーションに入港
- 出港し、スキャニングを続行 → シグナル強度が 0% に戻ってしまっている
100% までスキャンしてあったとしても、手動で 「位置を保存」 していないかぎりは入港することでスキャン結果がリセットされてしまう。
宇宙船に搭載されたオンボードコンピュータともあろうものが、その程度の情報も保存しておけないの!?
本当に!?
概して同意なんだけど、プローブスキャニングの使用感を高めるためには、こうでなければいけないちょっとした事情がクライアント側にあったんだ。ひとたびスキャン結果が星系等を越えて保持されるようにしてしまうと、その場所にプレイヤーがいないあいだに起こった出来事についても対処しなければいけなくなる。特に、消えてしまったサイトにね。これは解決しようと思ってできない問題ではないんだけど、「シグネチャのグループとタイプを覚えておくだけ」 と言えるほど簡単なことでもないのは確かだ。
』
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