EVElopedia : 船の乗員数

(※ゲームの仕様ではなく、世界設定面でのお話になります)

EVElopedia : ニューエデン艦船乗員数のガイドライン (New Eden crew guidelines)



乗員数の目安

  • 最低乗員数 : 基本的な操艦のみを行う (モジュールは装備されていないものとする) ために必要な人員の最低数。
  • 最大収容人数 : 無理なく、かつ空きのない状態で船内に収容できる人員の最大数。船員と輸送人員の双方を含む。ただしカーゴ容量追加は含まない。
  • 乗員の平均生還率 : 典型的な船同士の戦闘で撃沈された場合を想定した、船員と輸送人員を合わせた生還者の割合。あくまで理論値であり、タイタン (旗艦級戦艦) に一撃で沈められてしまったような場合には、生存者がいる見込みはきわめて低くなる。逆に、撃沈してしまう前に少しずつアーマーやストラクチャを削られていったような場合であれば、乗員の約 80% から 90% が脱出ポッドで離脱できるものと見込める。

*タイタンは、他のタイタンの超兵器 (Doomsday Devices) による集中攻撃を受けることできわめて早いペースで撃沈させられてしまうことも多く、そういった場合には乗員が生還できる見込みはほぼない。しかし、その他の状況であればタイタン乗員の生還率は非常に高い。



国家ごとの傾向 : 船の定員

  • アマー : 並
  • カルダリ : 並 ~ 多め
  • ガレンテ : 少なめ
  • ミンマター : 多め

アマー : アマー製の船は、実は他国の者が考えるよりもオートメーション (自動化) を多く取り入れている。大規模な艦隊を抱えていること、そして広大な宙域を支配していることがその原因だ。人員そのものは豊富であるとはいえ、支配域は広大で、軍備も大規模なものを所有していることから、オートメーションの導入は必須となっている。たとえそれが、奴隷から成る補助部隊が搭乗しているような船であっても。

カルダリ : カルダリ製の船に注がれた技術力の高さは広く知られているところである。ただし、見過ごされがちではあるのだが、こと船の定員に関しては、カルダリ海軍や各企業の軍事部隊の考え方はむしろ古いと言っていい。カルダリの社会は軍事化が非常に進んでいるうえに、軍の規模そのものは比較的小さいということもあり、乗員の確保に苦労することがない、という事情がその背景にはある。その結果、乗員の業務を代行するようなオートメーションシステムがカルダリ船に採用される割合は、他の国家に比べると低くなっている。

ガレンテ : 大きな人口を抱えるガレンテではあるが、その大多数は軍事に関心がない。それに加え、最初のカルダリ・ガレンテ戦役において大きな痛手を受けたことで、ガレンテは以後オートメーションと軍事ドローンの開発に重点をおく国家となった。ガレンテ海軍は、比較的少ない人員を最大限に活かすために、艦船を高度にオートメーション化することを第一義としてきたのである。

ミンマター : 同志の多くがアマーで奴隷とされていたり、ガレンテに住んでいたりしてさえ、人員の確保に苦労したことが一度もないのがミンマターである。ミンマターが得意としているのは、オートメーションシステムの開発よりも、各種機械・機構の開発だ。その結果、ミンマター船は多くの乗員を必要とするものとなっている。最新鋭の船ではこの傾向も多少緩和されているものの、他の国家の同世代の船と比べれば、やはりどんなミンマター船でも混み合っているように見えてしまうだろう。

2 件のコメント:

  1. いつも良質な邦訳記事をありがとうございます
    長年疑問に感じていた中の人問題が解決しました!

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    1. コメントありがとうございます。
      こんな記事でもやっぱりミンマターがほのかにオチっぽい扱いなところが、個人的には気に入っています。

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