(2014.01.16 15:11 by CCP Fozzie)
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このスレッドが一番長くなりそうな気がする :D
ふたたびこんにちは! このスレッドでは、オーバーロードへの調整と関連して Rubicon 1.1 で調整する予定の、全方位トラッキングリンク (※ Omnidirectional Tracking Link) を扱うよ。
先にこちらのオーバーロードの調整スレッドを読んでおくことをお勧めしたい。(※本ブログではこちら)
要約 : 全方位トラッキングリンクの性能を、トラッキングコンピューターと同様にする。スクリプトおよびオーバーロードが使用可能となり、アクティブモジュールとなる。ボーナスは同レベルのトラッキングコンピューターと同じになる。
これにより全方位トラッキングリンクの全般的な性能が低下 (特に最適射程距離 (※ optimal) をかせぐという面で) するのは意図的なものだ。
ご存じのとおり、昨今の EVE コミュニティーにおいてセントリードローンは多くの議論を呼んでいる武器システムの一つだよね。ドローンに加える変更はこれで終わり、というわけではないけど、今回の調整によってゲームバランスが改善するのは確かだと思っている。セントリーは利点・欠点がそれぞれ大きく、デザイン的な観点からはそれこそがセントリーの最大の特徴の一つとなっているわけで、他の武器システムと同じような仕様にしてしまうのは僕らの望むところではない。セントリーの欠点の中でも最大のものは動かないという点と、破壊可能だという点だけど、こういった欠点を補うだけの利点を与える必要があるんだ。ただ僕らとしては、セントリードローンの利点は、セントリードローンそのものを調整することで行うのがもっとも望ましいと考えている。同種のモジュールよりも明らかに優れた兵器強化 (Weapon Upgrades) モジュールを与えることによってではなくね。
今回の調整を経ることで、全方位トラッキングリンクを使用するにあたってパイロットは、優れたレンジボーナスか、優れたトラッキングボーナスかのどちらかを選ばないといけなくなる。トラッキングコンピューターと同様に、全方位トラッキングリンクについてもレンジよりもトラッキングに大きなボーナスを得られる。
全方位トラッキングリンクは、今後は最適射程距離だけでなく、精度低下距離 (※ falloff) にボーナスを得られるようになる。これによりセントリードローンを選ぶ際の指標として精度低下距離が初めて重さをもつようになるんだ。
CPU・パワーグリッド必要量については従来のまま (トラッキングコンピューターより若干高い) だ。起動時間は 10秒で、起動コストはトラッキングコンピューターよりも大幅に低い (起動ごとに 4 キャップ)。トラッキングコンピューターや、リモートトラッキングコンピューターとまったく同じスクリプトを使用する。
僕らとしては、今回の調整を経てもなおセントリードローンが使用に耐える、人気の武器システムであり続けると考えているし、また、今回の調整によって装備の選択肢がより良いものになったとも考えている。
上述のとおり、セントリードローンの調整はこれでおしまいというわけではないので、僕らがもうセントリードローンに触れることはないと決めつけてしまうのは間違いだよ。
これらの事項はまもなく Singularity で試してもらえるようになる予定だ。いつも建設的で有用なフィードバックをありがとう。
またね!
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([Rubicon 1.1] 全方位トラッキングリンクの調整 (オーバーロードの調整にともない) - 02 に続く)
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