[Odyssey] T1 フリゲート微調整およびナグルファーについて

公式フォーラム : [夏の拡張] T1 フリゲート微調整およびナグルファーについて "[Summer] T1 Frigate Polish Pass and Naglfar fix" スレッドより

(2013.03.11 15:39 の記事 by CCP Fozzie)

『宇宙紳士のみなさんこんにちは!さらなる船のバランス調整のためにみんなの意見を募っていきたい。T1 フリゲートについて何点か指摘があがっていたので夏に向けてウォームアップ代わりにまずは T1 フリゲートの微調整と、これは正直なところかなりお待たせしてしまっていた件だけど (そしてわざわざ別個でスレをもう一つ立てたくなかった)、ナグルファーへの調整だ。

ナグルファー

まずはナグへの変更についてから始めよう。みんなもご存じの通り、これまで CCP はナグルファー攻城艦 (Dreadnaught) からその扱いづらいスプリットウェポンシステムを取り除きたいとの意思を表明してきた。だが船体に 3基目の超大型 (capital) タレットを持たせるのはあまりに問題が多く、進展がそこで止まってしまっている、と。で、今回この船のバランス調整を行っていくにあたってCCP Ytterbium は、手持ちの材料でこの問題に対処することにしたんだ。抜本的なデザインの見直しを一から始めたり、この先の攻城艦全体の総合的なバランス調整が行われるときまでこの明らかな不備を放置したりするのではなくね。

ということで、ナグからランチャーハードポイント 2基 (およびハイスロット 2基) を取り除き、超大型プロジェクタイルタレットのダメージ +50% の固定性能 (role) ボーナスと入れ替えることにした。これでこの 2タレットナグは他の 3タレットの攻城艦達と大体同等になる。また、実際に大して影響はないけど、ランチャーを必要としなくなったことにともなってフィッティング面では一部スペックを落とすことになる。また、かつてラグナロクで行ったように、製造要件に含まれる超大型ランチャーを、近いうちに超大型タレットに入れ替えると思ってもらっていいよ。ただ残念ながら製造要件の変更が船のステータスやボーナスの変更と同時になるかどうかについては断言できない。

まとめるとナグルファーへの変更は

新たな固定性能ボーナス : 超大型プロジェクタイルタレットへのダメージボーナス +50%
ハイパワースロット -2
ランチャーハードポイント -2
パワーグリッド -144000
CPU -180

フリゲート

そしてフリゲートの微調整に話を進めよう!これまで行ってきたフリゲートの調整に関して、全体としてはとても満足してる。Inferno 拡張前の時期に比べると、最強と最弱フリゲートの間の差は圧倒的に小さくなった。最終的に各船がプレイヤーにとってどのような位置づけとなるかについてはもう少し時間をかけて見守っていく必要があるけど、目についた不均衡を調整する意味で現時点でいくつかやれることがあるように思う。

以下の調整を見てもらえばわかるとおり、一部のバランス不均衡については今回の修正でも完全には是正しきれていない (例えば、現状のライトミサイル + 高速フィットの強さ、リフター、ブリーチャ、ソロパニッシャーの相対的な弱さ、など)。今回の船のステ変更で不均衡をならしていくとともに、一部の事項については今後、また別な方面からの調整で対処していく予定だ。



変更点 (抜粋)

エクスキューショナー
アーマー +50


トーメンター
パワーグリッド +1
アーマー +50
キャパシタ容量 +25
キャパシタリチャージ時間 +12.5
単位時間あたりのキャパシタ回復量には変化なし
最高速度 +15
慣性修正乗数 +0.05
質量 -100000
軸合わせ時間 -0.24s


パニッシャー
キャパシタ容量 -25
キャパシタリチャージ時間 -32.5s
キャパシタ回復量/秒 +0.222

ケストレル
ストラクチャ +50


トリスタン
最高速度 +15
質量 -150000
軸合わせ時間 -0.48s


リフター
パワーグリッド +1
アーマー +50


ブリーチャー
ストラクチャ +50



変更点 : 完全版

エクスキューショナー :
フリゲートレベル上昇ごとのボーナス: 小型エネルギータレットのキャパシタ消費 -10%、小型エネルギータレットのダメージ増加 +5%
性能ボーナス : 推進力ジャミングシステムの起動コストを80%軽減
スロットレイアウト : 4H, 3M, 3L; 3 タレット, 0 ランチャー
フィッティング : 45 パワーグリッド, 140 CPU
防衛  (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 250 / 450 (+50) / 350
キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒): 360 / 180 s / 2
推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間): 410 / 2.85 / 1090000 / 2.91s
ドローン (帯域幅 / 収容量): 0 / 0
ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数): 27.5km / 920 / 4
センサー強度: 8 電波
シグネチャ半径 : 31
カーゴホールド : 115


トーメンター :
フリゲートレベル上昇ごとのボーナス: 小型エネルギータレットのキャパシタ消費が10%減少、小型エネルギータレットのダメージが5%増加
スロットレイアウト : 3H, 3M, 4L; 3 タレット, 0 ランチャー.
フィッティング : 50 (+1) パワーグリッド, 130 CPU
防衛  (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 350 / 500 (+50) / 400
キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 425 (+25) / 212.5 s (+12.5) / 2
推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 335 (+15) / 3.1 (+0.05) / 1080000 (-100000) / 3.13 s (-0.24)
ドローン (帯域幅 / 収容量): 10 / 10
ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数): 40km / 620 / 4
センサー強度: 9 電波
シグネチャ半径 : 35


パニッシャー :
フリゲートレベル上昇ごとのボーナス: 小型エネルギータレットのダメージが5%増加、アーマーの全レジスタンスが5%上昇
スロットレイアウト : 4H, 2M, 4L; 3 タレット, 0 ランチャー
フィッティング : 55 パワーグリッド, 124 CPU
防衛  (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 350 / 500 / 450
キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 400 (-25) / 180 s (-32.5s) / 2.222 (+0.222)
推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間): 330 / 3.35 / 1047000 / 3.28 s
ドローン (帯域幅 / 収容量): 0 / 0
ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数): 25km / 640 / 4
センサー強度: 9 電波
シグネチャ半径 : 37


ケストレル :
フリゲートレベル上昇ごとのボーナス :ライトミサイルおよびロケットのダメージが5%増加、ミサイル速度が10%上昇
スロットレイアウト : 4H, 4M, 2L; 0 タレット, 4 ランチャー
フィッティング : 45 パワーグリッド, 180 CPU
防衛  (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 500 / 350 / 400 (+50)
キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 330 / 165 s / 2
推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 320 / 3.27 / 1163000 / 3.56 s
ドローン (帯域幅 / 収容量): 0 / 0
ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数): 50km / 620 / 5
センサー強度: 11 重力
シグネチャ半径 : 38


トリスタン :
フリゲートレベル上昇ごとのボーナス :小型ハイブリッドタレットの追跡速度が7.5%向上、ドローンの (タレットの) 追跡速度とHPが各10%増加
スロットレイアウト : 3H, 3M, 3L; 2 タレット, 0 ランチャー
フィッティング : 35 パワーグリッド, 130 CPU
防衛  (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 350 / 450 / 650
キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 350 / 175 s / 2
推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 325 (+15) / 3.44 / 956000 (-150000) / 3.08 s (-0.48)
ドローン (帯域幅 / 収容量): 25 / 40
ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数): 40km / 600 / 5
センサー強度: 9 磁力
シグネチャ半径 : 41


リフター :
フリゲートレベル上昇ごとのボーナス : 小型プロジェクタイルタレットのダメージが5%増加、小型プロジェクタイルタレットの追跡速度が7.5%向上
スロットレイアウト : 4H, 3M, 3L; 3 タレット, 2 ランチャー
フィッティング : 38 (+1) パワーグリッド, 125 CPU
防衛  (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 450 / 450 (+50) / 350
キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 250 / 125 s / 2
推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 355 / 3.19 / 1067000 / 3.19 s
ドローン (帯域幅 / 収容量): 0 / 0
ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数): 22.5km / 660 / 4
センサー強度: 8 光学
シグネチャ半径 : 35


ブリーチャー :
フリゲートレベル上昇ごとのボーナス : ミサイルのダメージが5%増加、シールドブースト量が7.5%増加
スロットレイアウト : 3H, 4M, 3L; 0 タレット, 3 ランチャー
フィッティング : 35 パワーグリッド, 180 CPU
防衛  (シールド / アーマー / ストラクチャ): 500 / 350 / 350 (+50)
キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒): 300 / 150 s / 2
推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間): 350 s / 3.16 / 1087000 / 3.21 s
ドローン (帯域幅 / 収容量): 10 / 10
ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数): 35km / 650 / 4
センサー強度: 8 光学
シグネチャ半径 : 36』


(※船体ステータスについては今後さらに変更されることや、訳者によるコピペミスが考えられますので、オリジナルスレッドをごらんになることをお勧めします)



同スレッド #5 より

(2013.03.11 13:41 の記事 by CCP Fozzie)


《Bloodpetal》
ナグルファーについて一言 :

ナグルファーのダブル DPS ボーナスについては変化なしということであってる?

それとは別にナグについて・・・

ナグにはスロットが 5つあったことで、まれにだけど便利な面もあったんだよ、ランチャーにボーナスがそもそもついてないってこともあって・・・ランチャーを一つ取り除いてしまって、例えば・・・エネルギーニュートラライザー (ニュート) とかエネルギーバンパイア (NOS) とか装備したり。

ハイスロットの削減を -1 にして、ナグのユーティリティースロット (便利スロット) を残しておくなんて気はない?概してミンマター船にはユーティリティースロットを持つという傾向があることだし・・・?

《CCP Fozzie》
ダブルダメージボーナスについてはそのとおり。スキルボーナスに変化はないよ。

ユーティリティーハイについてだけど、ハイスロット 3基とダメージボーナスを得ることによってナグはかなり使える船になると考えてる。ユーティリティーハイを残しておくということも考えはしたんだけど、やはり他の攻城艦と同様な形にすることにしたんだ。』

([夏の拡張] T1 フリゲート微調整およびナグルファーについて - 02 に続く)

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