[Odyssey] T1 戦艦調整 ガレンテ編

公式フォーラム : [Odyssey] T1 戦艦調整 ガレンテ編 "[Odyssey] Tech 1 Battleships - Gallente" スレッドより

(2013.04.10 10:35 の記事 by CCP Rise)

フィードバックを元に更新済み

T1 戦艦バランス調整へようこそ!シートベルトの準備はいいかい?

変更事項にはかなり大幅なものもある。だから各国家ごとのスレッドの冒頭でティアリサイド (※従来の tier による船のランク分けを廃止し、各船に明確な役割を持たせるという Inferno 拡張 (多分) あたりから始まった一連のバランス調整を表す CCP の造語) とバランス調整の全体的な指針を説明して行きたいと思う。また船ごとに解説も加えていきたい。Capslock する前に (※すべて大文字での記載は怒鳴り声・罵声を表す) ぜひとも両方読んでほしい。疑問点や不満点についての答えがそこにあるかもしれないからね。


ティアリサイド

tier システムを破壊してしまうための戦いは依然進行中だ。戦艦に関して述べると tier の違いは HP 量と値段の違いとして最も顕著に表れた。どの船もスロットの配分はすでに同等だ (19)。ドローン系ボーナスのついた船と妨害系の船は違っているけどこれらについては (※スロットの) 変更はない。フリゲートや巡洋艦などへの変更と同様に、戦艦も tier ではなく役割で方向づけをしていきたい。役割の配分は以下のとおりだ。各国家ごとに「攻撃型 "Attack"」 1種、「戦闘型 "Combat"」 2種 (ただしカルダリのみ唯一の「妨害型 "Disruption"」をすでにもっているため当座は例外)。これらの新たな役割をふまえたうえで、戦闘型戦艦の HP をすべて従来の tier 3 戦艦の HP 量付近に調整し、攻撃型については従来の tier 2 程度に持っていく。他の艦種の場合と同様、戦闘型に比べて攻撃型戦艦はより早く、敏捷性が高く、相手にダメージを効果的に与えることに重点をおいた船となる。製造コストはティアリサイドを反映したものに調整される予定だけど、具体的な数値についてはいまのところ結論は出ていない。


すべての国家のすべての船に「熱い」役割を

今回の調整で達成したいことの一つとして、すべての船にいいところをたくさん持たせ、すべての国家に EVE の世界のさまざまな環境に対応できる船のラインナップを持たせるということが挙げられる。従来の戦艦のラインナップは役割的にかぶっているかと思えば隙間が空いていたりで、その結果ある国の船が特定のプレイスタイルからは完全に排除されてしまったり、逆に特定のプレイスタイルに関してはある国では複数の選択肢があったりといった状況だった。今回の役割の再配分ですべての国家のすべてのプレイヤーに新たな選択肢と楽しみを提供できればと思っている。

全体を国家ごとの 4つのスレッドに分けて説明していくつもりだ。国家ごとにフィードバックをもらえるとありがたい。どんな反応が得られるか楽しみにしているよ。

前置きはこれくらいにして早速とりかかろう。


ガレンテ


ハイペリオン :

改良版ハイペリオンだ (※原文の投稿当初、ハイペリオンとメガソロンはここにあるものとは違ったデザインだったのですが、批判が非常に大きかったため変更されました。本ブログにあるスペックは両方とも変更後のものです)。フィードバックを元に 8つのタレットを 6つに減らす一方でダメージボーナスを 5% から倍の 10% に増やした。ドローン帯域幅およびドローンベイ容量が強化され、ユーティリティーハイがつき、ミッドスロットは現状維持となった。

この船で何が不安かって、強すぎるんじゃないかという点だけど、乗ってて最高に楽しい船になることだけは間違いない。気に入ってくれればと思う。

  • ガレンテ戦艦レベル上昇ごとのボーナス :
    • 大型ハイブリッドタレットのダメージに 10% のボーナス
    • アーマーリペアラー回復量に 7.5% のボーナス
  • スロットレイアウト : 7H(-1), 5M, 7L(+1); 6 タレット , 1 ランチャー
  • フィッティング: 16000 パワーグリッド(+250), 600 CPU
  • 防衛 (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 7500 / 8000 / 8500
  • キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 7200 / 1250s / 4.8
  • 推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 115 / .1178 / 100200000 / 16.36s
  • ドローン (帯域幅 / 収容量) : 125(+25) / 175(+75)
  • ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数) : 60km / 110 / 7
  • センサー強度 : 23 磁力
  • シグネチャ半径 : 485


メガソロン :

ハイペリオンがドローン周りの強化、ミッドスロット周りの強み、ユーティリティーハイなどを兼ね備えた、どちらかというと総合力に重点を置いた船に移行したことで、いよいよメガソロンを純粋な火力艦に変貌させる環境が整った。旧 8/5/6 の総合性能重視のスロットレイアウトから、ユーティリティーハイ (使われていないことが多かった) を廃止しロースロットを一つ追加、その結果 7/4/8 というハイブリッド兵器の鬼に生まれ変わった。これによりダメージ、実効ダメージ、タンクなどの強化を図ることができる。「攻撃」系の役割はそのままなのでスピードと敏捷性も強化される。前の案に比べてメガソロンが 10年かけて築いてきた「味」にずっとマッチしたデザインになったんじゃないかと思う。

  • ガレンテ戦艦レベル上昇ごとのボーナス :
    • 大型ハイブリッドタレットの発射間隔に 5% のボーナス (ダメージボーナスは廃止)
    • 大型ハイブリッドタレットの追跡速度に 7.5% のボーナス
  • スロットレイアウト : 7H(-1), 4M, 8L(+1); 7 タレット , 0 ランチャー(-2)
  • フィッティング: 15500 パワーグリッド, 600 CPU(+50)
  • 防衛 (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 6300(+89) / 6500(-141) / 7500
  • キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 5800(+175) / 1087s / 5.02 (+.15)
  • 推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 122(+7) / .117(-.0046) / 98400000 / 15.96s (-.63s)
  • ドローン (帯域幅 / 収容量) : 75(-50) / 75(-50)
  • ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数) : 72.5km / 95 / 7
  • センサー強度 : 21 磁力
  • シグネチャ半径 : 380(-20)


ドミニックス :

ハイブリッド + ドローンというスプリットウェポンシステムは廃止し、ドローンの追跡速度 (tracking) ボーナス、ドローンの最適射程距離ボーナスを持った純粋なドローン艦に移行させた。新ボーナスを得たドミニックスを活かして強力なガレンテ部隊を組んでもらえるんじゃないかな。セントリードローンを使ってね。もちろん近接線でもヘビードローンを使うことで以前よりも強力になる。ドミニックスは「戦闘型」系統なのでヒットポイントを全体的に増やし、キャパシタ容量も増やしたけど、質量もアップし (ハイブリッド兵器を強化した当時、ドミニックスは質量を低められていた)、シグネチャ半径も膨らんだ。

この方向性は相当熱いんじゃないかな。みんなにも気に入ってもらえればと思う。

やや別件。ドローンシステムが包括的な再調整を必要としていることは十分理解しつつ、僕らバランス調整チームではセントリードローンの当座の使い勝手を向上させるためのアイデアがいくつかあがってるんだ。具体的な実装時期等についてはまだ話せないけど、心に留めておいてもらえればと思う。

  • ガレンテ戦艦レベル上昇ごとのボーナス :
    • ドローンの与えるダメージとドローンのヒットポイントに 10% のボーナス
    • ドローンの最適射程距離とドローンの追跡速度に 10% のボーナス (ハイブリッドタレットのダメージボーナスは廃止)
  • スロットレイアウト : 6H, 5M, 7L; 6 タレット , 0 ランチャー
  • フィッティング: 10000 パワーグリッド(+1000), 600 CPU
  • 防衛 (シールド / アーマー / ストラクチャ) : 7200(+1731) / 8000(+1789) / 8500(+1859)
  • キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒) : 6000(+1000) / 1087s / 5.51
  • 推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間) : 109 / .1254 / 100250000(+3150000) / 16.88s
  • ドローン (帯域幅 / 収容量) : 125 / 375
  • ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数) : 70km / 90 / 7
  • センサー強度 : 22 磁力
  • シグネチャ半径 : 465(+45)』

(※関連記事 : アマー編カルダリ編ミンマター編)

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