[Rubicon 1.x] ドローン : アシスト (援護) 機能への変更

公式フォーラム : 開発者スレッド 『ドローンのアシスト機能への変更 ([Rubicon 1.x] Drone Assist change)』 #1 より

(2014.02.06 14:18 by CCP Rise)


こんにちは、お知らせだよ。

まもなく実装予定の Rubicon ポイントリリースにて、プレイヤー一人に対して援護につけられるドローンの数に制限を設けるつもりだ。今のところ最大数は 50 とする予定だ。

ほとんどの人がもう承知のこととは思うけど、ここ 6ヶ月ほどのあいだ、ドローンアシスト機能をめぐっては白熱した議論が交わされてきた。それ以前の時期から、アーコンによってセントリードローンの強さがあらわになり、その後イシュタルとドミニックスに追跡速度 (※トラッキング) と最適射程距離 (※オプチマル) ボーナスが追加されたことで、この戦術理念が艦隊戦の第一線へと躍り出た。さて、その結果として現れた運用形態には大きな問題が二つあるわけだけど、今回の変更にてそれらに対処できればと思っている。

ドローンアシスト機能の存在によって、概して、プレイヤーは受動的なゲームプレイにさらされてしまっており、ほとんどのプレイヤーはこれを楽しいとは感じていない、というのが僕らの考えだ。アシスト機能が使用されることにより、あまりに多くが一人のプレイヤーに任されてしまい、その結果、フリートメンバーの大部分にはやることがほとんど残っていないという状態になっている。注 : 艦船上のシステムとしての 『委任』 や、航行時等における 『委任』 がどれほどの意義をもつかについては、たくさんの時間をかけて考えた (タレットにもアシスト機能があってもいいのでは? はたまた、フリートワープは必要なのか? 等)。この問題については今後も引き続き考えていくことになると思うけど、一つ言えるのは、実際に委任される 『程度』 によってその意義も大きく変わってくる、ということ。ここで言う 『程度』 は、委任される時間のことでもあり得るし、委任されるシステムの重要度 (それが主要なシステムであるのか、二次的なシステムであるのか) のことでもあり得る。まとめ : ドローンアシスト機能を用いた楽しい遊び方があるのは確かだけど、アシストにもとづいた大規模な艦隊戦はそれには当てはまらない、ということ。

また、現状では、こちらのハードウェアへの負担の最も高い武器システムがドローンなんだ。つまり、セントリー中心の戦術方針が広まったことで、全体としてプレイの快適さが損なわれてきたということ。

今回の変更の主要な目的は最初の点を解決することだけど、それ以外に、戦術的に他の武器システムを使用する余地も生まれることによって、ハードウェアのパフォーマンスが改善してくれることも期待している。


なぜ一律での制限なのか?

一律の制限であることにより、以下の利点があると考えている :

  • アシストの大規模な使用については大幅に制限を加えられる
  • 小規模なアシストについては使用する余地を残せる (インカージョンにおけるドローンマネージャー等、アシストの使用形態として残しておきたいものがいくつかあった)
  • プレイヤーにとって非常にわかりやすい
  • BS (※戦艦) 以下のクラスよりも、キャリア (※艦載機母艦) の方が大きく影響を受ける (ドローンを 5機ではなく、10機使用できるからね)

他にもいろいろと対策は考えたんだけど、上記の点に最も効果的に対処できるのが今回の案なんだ。


なぜ 50 なのか?

50 という数字に到達するにあたっては、まずアシスト機能を完全に除いてしまうところから検討を始め、ドローンアシストを用いた戦術のうち、マイナスの影響を与えてしまいたくないものすべてを徐々に洗い出していった。これには、ゲートでクローク (※遮蔽) した船を捕まえようとするフリゲート、電子戦へのカウンターとしてアシストを活用する小規模フリート、ドローン操作をしている暇がないほど忙しいロジスティクスパイロット、そしてこれが一番重要だけど、インカージョンでの使用ケースなどが含まれる。50 という数であれば、上記のような使用例には影響を与えることがない一方で、大規模フリートでの運用は大幅に抑制してくれる。もし 50 では依然としてアシストを容易に活用してしまえるという結果が出たなら (そうはならないだろうと見ているけど)、さらに調整を加えるつもりだ。


最後に。この問題に取り組み始めてからしばらくたつ。コミュニティー内のディスカッションの行方に注目してきたし、Tranquility での実際の様子にも目を光らせてきた。サミットの直前から、内部フォーラムにて今回の変更についてのディスカッションを CSM と開始し、サミットに入ってからは非常に多くの時間をかけて直接語り合った。彼らからのフィードバックはこれまで同様、とても貴重なもので、今回の変更が良い方向に向かっているものであるとの自信を与えてくれている。

いつもどおり、フィードバックをよろしくね。できるかぎり質問には答えていくよ。

([Rubicon 1.x] ドローン : アシスト (援護) 機能への変更 - 02 に続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿