(2013.10.01 14:49 by CCP SoniClover)
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こんにちは!
僕は開発チーム "Super Friends" の CCP SoniClover。今回は Rubicon で実装予定の、プレイヤーが所有するハイセクの税関 (Player Owned Customs Offices = POCO) についての話だ。さっそく詳細に移ろう。
税関のことをよく知らないプレイヤーのためにざっと説明しよう。税関とは惑星の軌道上を周回する施設で、この施設を介して惑星の地表と宇宙空間の間で物資をやりとりすることができる。惑星ひとつにつき税関がひとつ周回しているんだ。惑星開発と強く結びついていて、回収のために地表から手動で宇宙空間に向けてものを打ち上げるよりも、安全で大規模な作業を行えるようになっている。
11月 19日の EVE Online: Rubicon 実装以降、セキュリティーステータス 0.5 以上の星系に存在している税関は、すべて NPC コーポレーションである InterBus によって所有・運営されるようになる。InterBus 所有の税関は誰でも攻撃することができ、破壊後は、プレイヤーはガントリーをおいてそこに自分の税関を設置できる。税関のアンカー方法についてはこちら (※英語) を参照。繰り返しになるけど、これは星系、セキュリティーステータスにかかわらず、ハイセクに存在するすべての税関にあてはまる。ただし税関に関する既存の制限はそのまま残る (ジタにあるもののようなね)。
設置された POCO に対しては、その所有者と戦争状態にあれば合法的に攻撃できる。戦争が発動していない状態で POCO を攻撃すると CONCORD が介入するよ。今後は税関はキルレポート的に価値を持つ。つまり、たとえば税関を所有しているコーポに懸賞金がかかっていた場合、その税関を破壊することで懸賞金の配当を得られるということだね。
POCO を破壊する上で戦争が重要な意味を持つようになるため、POCO の所有権の委譲について、それが可能な時期および相手に制限を設けることにした。戦争中、もしくは宣戦布告を受けた状態のコーポは、所有する POCO の所有権を他のコーポに委譲できない。ただし、譲渡先が所属アライアンスの別なコーポである場合はその限りではないよ (戦争相手の POCO に対する攻撃権は損なわれないため)。
管理権限面では、ハイセクの POCO はローセクの POCO とまったく同じだ。所有者が税率を設定でき、アクセス拒否も含め、スタンディングごとに異なる税率等を設定することもできる。なお、これにより惑星への物資の輸入を阻むことはできる一方で、輸出については止めることはできない。宇宙空間に直接射出するという手段があるためだ。このことと、惑星上に立ち上げるのに大した費用がかかるわけではないという事実があることで、ハイセク POCO は他のプレイヤーの活動を妨害することはできるにしても、完全にシャットダウンさせてしまうことはできないということになる。
NPC による税金は POCO に対しても引き続き適用される (ローセク POCO の競争力を維持したいので)。税率は変わらず、輸出に対しては 10%、輸入には 5% だ。プレイヤーが設定した税率がまずあり、NPC のものがそこにさらに追加される。
新スキル : Customs Code Expertise
新たなスキル、Customs Code Expertise を実装する。これはスキルレベル上昇ごとに NPC 分の税率を 10% カットしてくれるというものだ (つまりレベル 5 まで上げると、NPC による輸出税は 10% ではなく 5% となる)。これが効果をもつのはあくまで NPC 税率に対してだけであって、プレイヤーが設定した税率に対しては効果がないからね。
Tax Base の変更
物資の tax base value も調整したいと思う。これらの値は 2011年 11月 の市場価格にもとづいていじられて以降手がつけられておらず、現状から少々乖離してしまっている。以下のとおり、全種について値を減少させる :
新スキルが導入され、tax base value も調整されたことで、NPC 分の税金については現状よりも少なくなる。
Rubicon に向けて他にも作業中の事項があるので、開発チーム "Super Friends" からの開発者ブログを楽しみにしていてね。ではそのときまで、ごきげんよう。
- CCP SoniClover
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(※ PI のことをわかりもしないのに訳しました。お気づきの点はご指摘いただければ幸いです)
(開発者ブログ : プレイヤーによるハイセク税関の所有について - 02 に続く)
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