[Kronos 1.0] フレイター (超大型輸送艦) と JF (ジャンプドライブ搭載型輸送艦) の調整 - 03

([Kronos 1.0] フレイター (超大型輸送艦) と JF (ジャンプドライブ搭載型輸送艦) の調整 - 02 からの続き)

公式フォーラム : 開発者スレッド 『フレイターとジャンプフレイターの調整 ([Kronos] Freighters and Jump Freighters Rebalance)』 #1729 より

(2014.05.21 14:29 by CCP Fozzie)


やあみんな。#1 (※本ブログではこちら) に改訂版を掲載したよ。みんなの多くが予想してくれていたとおり、リグスロットではなく、ロースロットを通じてカスタマイズ性をもたせていこうと思う。説得力のあるフィードバックを寄せてくれた人みんなにすごく感謝しているし、CSM には特にお礼を言いたい。

スレッドでもちあがった問題点の中でも重要なものは以下のとおりだ :

  • 船のカスタマイズがリグ頼みであることによる、カスタマイズの固着化問題。フレイターや JF は装備スロットがまったくなく、リグスロットのみをもつ唯一の船種となるが、これでは基本的な使用ケースに応じたカスタマイズは可能であっても、変化するニーズや状況に応じて装備を調節するという、非常に重要な機能には欠けてしまうことになる。
  • JF パイロットの興味をそそる選択肢が欠けているという問題。JF はきわめて独特な運用形態をもつがゆえに、装備することによって恩恵を受けられるリグが、カーゴ容量を増やすタイプくらいしかないという状態だった。これは部分的には、JF の運用法に実質的にほとんどバリエーションがなく、さらに、その運用が適切に行われる限りはほぼ安全でいられるという点に起因しているけど、そもそも魅力的な選択肢がないということも一因となっている。

第一の問題に対処すべく当初案を大きく変更し、リグスロットではなく、ロースロットを用いるこでカスタマイズ性をもたせることにした。この路線をとるからには、全体のバランスを崩してしまわないようそこかしこで工夫が必要にはなるけど、これにより、フレイターパイロットが所与の状況に対応していくにあたってより魅力的な選択肢を提供し、それらを自由に切り換えて活用してもらえるようになると考えているよ。
フレイターおよび JF 全種にわたってロースロットを 3つ追加し、リグスロットの追加は取りやめる。パワーグリッドおよび CPU はきわめて限られた量のみが与えられ、また、追加隔壁 (※ Reinforced Bulkheads) の使用を可能にする特別な性能ボーナスが与えられる。

また Kronos リリース (※今後、大型パッチは 「拡張 "expansion"」 ではなく、「リリース」 と呼んでいくことになったそうです) では、ワープ速度を強化できる新しいロースロットモジュールを追加する予定だ。このモジュールはローセクでの探検によって入手可能。このモジュールを装備することで、種類に応じてワープ速度にそれぞれ固定で 0.2、0.25、0.3 au/秒が加算される (※インプラント等の効果が適用される前の値に加算されます)。フレイターに装備するモジュールとして人気がでるものと見込んでいるよ。

JF には魅力的な選択肢がないという問題については、これに対処するため、7月の Crius リリースにてジャンプ燃料節減モジュールを実装したいと考えている。このモジュールは Kronos では実装されないよ。

というわけで、フレイターおよび JF パイロットのほとんどが、以下のモジュールをいろいろと組み合わせることでそれぞれのニーズを満たしていくようになると僕らは考えている :
  • 容量追加 (※ Expanded Cargoholds)
  • 追加隔壁
  • Hyperspatial Accelerators (※ハイパースペーシャルアクセラレーター、ワープ速度モジュール)
  • 慣性制御装置 (※ Inertia Stabilizers)
  • オーバードライブインジェクターシステム
  • (一部のアーマー防御装備において) ナノ対応プレート (※ Adaptive Nano platings)
  • (JF において) キャパシタパワーリレー
  • (Crius リリース後の JF において) ジャンプ燃料節減モジュール


フレイターの基本カーゴ容量についてはこれを減らし、Tech 2 の容量追加を 3つ装備した状態で変更前の値の 21~25% 増となるようにする。JF については Tech 2 の容量追加 3つでカーゴ容量の増加は 1~2% となる。
つまりこれにより、フレイターはモジュールを使用することで以前よりもはるかにカーゴ容量が増えるということになるので、それに対する相殺措置としてパッケージされたキャピタルシップの体積を 1,300,000 m3 に増やし、組み立て済みのステーションコンテナの体積を 2,000,000 m3 に増やす。

フレイターおよび JF 全種の実効 HP についてはこれを増やし (これは、容量追加を装備した場合、カーゴリグに比べてフレイターの HP に与える影響が大きいため)、以前よりもアーマーとシールドに重点がおかれる (とはいえ、引き続きどのフレイターも HP の大部分はストラクチャだけどね)。

感想を聞かせてね!



同スレ #1732 より

(2014.05.21 14:30 by CCP Fozzie)


この場を借りて一言。パッチ前のマーケット投機は自己責任でどうぞ。プレイヤーが投機によって被った損失については、それがどういった経緯によるものであれ、CCP がその責任を負うことはいっさいないからね。



同スレ #1956 より

(2014.05.21 17:02 by CCP Fozzie)


《Aerissa Nolen》
プロビデンスとフェンリルの基本カーゴ容量が同じ値になっているのは、意図的なものなの?

うん、これは意図的だ。



同スレ #1970 より

(2014.05.21 17:16 by CCP Fozzie)


《TheMercenaryKing》
新バージョン、すごくいいね。でも一つ質問がある。ダメコン (※ダメージ制御) はいつパッシブ (※キャパシタ不要) モジュールになるの?

《CCP Ytterbium》
実にいい質問だね。

答えは、「Kronos においてではないが、今後そうなる可能性はある」 だ。

いずれにせよ、このスレッドで検討する話題ではないよね。これらの船はダメコンを装備できないわけだし。

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