開発者ブログ 『運命は勇敢な者に味方する (Fortune Favors the Bold)』
(2014.05.02 19:08 by CCP Fozzie)
『
採掘、鉱石、そして新型船 "Prospect (※プロスペクト ; 「成功の見込み」、「期待」 という意味のほか、「採鉱の見込みの高い地域」 という意味もあるようです)"
スペースパイオニアのみなさんこんにちは! 僕は CCP Fozzie。来る 6月 3日リリース予定の Kronos にて実装予定の新型船を紹介できることになって嬉しく思っているよ。
ここまでのファンフェスト、楽しんでもらえているといいな。ここ、美しきレイキャビクで直接体験してもらっている人にも、無料ライブストリームで見てくれている人にもね。これを読んでくれている人の多くは、ちょうど EVE Online キーノート講演を見終わったばかりなんじゃないかな。キーノートでは 6月、そしてそれ以降に予定されているアップデート内容の一部を紹介したわけだけど、そこで紹介されたものの一つが ORE Prospect、上級採掘フリゲート級の第一弾だ。
Prospect は Outer Ring Excavations 社およびその子会社の手による 「Expedition
(※エクスペディション ; 探索、遠征) フリゲート」 の第一弾で、この船を用いることでカプセラは未開宙域の最前線で富を追い求められるようになるんだ。
採掘フリゲート 「ベンチャー」 の大成功を受けて、ORE では成長を続ける 「探索・開発」 部門を、新たに Outer Ring Prospecting 社として再編した。このチームが課されたのは、既知宙域 (ハイ・ロー・ナルセク)、ワームホール宙域、さらにそれ以外の宙域の、それぞれもっとも危険な地域における資源収集を可能にする、より高度な技術を開発することだった。
このプロジェクトの成果は、まずベンチャーをベースとした新型 Tech 2 採掘フリゲートのかたちとなってあらわれた。その船、Prospect は、ORE 製としてははじめて隠密行動用遮蔽装置
(※ Covert Ops Cloaking Device) が装備可能で、これにより Prospect は遮蔽状態のままワープができ、種々の危険な状況においても安全な航行が可能となっている。Prospect は小さな船で、大抵の危難を回避できるだけのスピード、敏捷性をもっているにもかかわらず、そのコンパクトな船体の中に、優れた採掘装備とより大きな鉱石ベイを詰め込むことに成功している。カーゴベイは大きめで移動式貯蔵庫
(※ Mobile Depot) を携行できるだけの容量を確保しており、これによりひとたび目的地にたどり着いた後の選択肢が大幅に広がる。
Prospect の主要な性能は以下のとおりだ :
- 採掘用フリゲートスキルレベル上昇ごとのボーナス :
- 採掘レーザーの採掘量に 5% のボーナス
- ガス雲採掘機のサイクル時間に -5% のボーナス
- Expedition Frigate スキルレベル上昇ごとのボーナス :
- 採掘レーザーの採掘量に 5% のボーナス
- シグネチャ半径に -5% のボーナス
- 性能ボーナス :
- 採掘レーザーとガス雲採掘機の採掘量に 100% のボーナス
- 遮蔽装置の CPU 使用量 -100%
- 隠密行動用遮蔽装置と潜伏用サイノシュラルフィールドジェネレーター (コバートサイノ) を装備可能
- 遮蔽装置の再使用が可能になるまでの時間が 5秒に短縮
- スロットレイアウト : 3H, 3M, 4L; 2 タレット
- フィッティング : 45 パワーグリッド, 290 CPU
- 防衛 (シールド / アーマー / ストラクチャ): 800 / 600 / 600
- キャパシタ (容量 / リチャージ時間 / キャパシタ回復量/秒): 300 / 125s / 2.4
- 推進力 (最高速度 / 慣性修正乗数 / 質量 / 軸合わせ時間): 380 / 3 / 1,400,000 / 5.82s
- ドローン (帯域幅 / 収容量): 0 / 0
- ターゲティング (最大ターゲット範囲 / スキャン分解能 / 最大照準設定数): 20km / 750 / 6
- センサー強度 : 10
- シグネチャ半径 : 40
- カーゴベイ : 150m3
- 鉱石ベイ : 10,000m3
Prospect の製造プロセスやコストは他の Tech 2 フリゲート同様、Venture を使って発明された BPC を用いる。
新進気鋭のパイロットにとって、Prospect は多くの使い道がある船だ。
クラス最高レベルであるベンチャーと同じ早さでガスの採集が可能なだけでなく、はるかに大きな鉱石ベイをもっており、隠密行動遮蔽が可能であり、さらには移動式貯蔵庫を携行可能であることで、本格的な探索の旅に用いることもできる。移動式貯蔵庫があれば宇宙空間での装備換装が可能だからね。
小さなシグネチャ半径と強化されたヒットポイントをもっているおかげで、中型シールドエクステンダーと 1MNアフターバーナーを装備した Prospect であればナルセクのアステロイドベルト NPC の攻撃であっても簡単にしのぐことができる。
また、Prospect に隠密行動用遮蔽装置の装備を可能にした技術力をもって、Prospect は潜伏用サイノシュラルフィールドを焚き、秘密工作戦艦
(※ Black Ops) によって開かれたコバートポータルを通り抜けることもできるんだ。
採掘にさらにてこ入れを!
Prospect のリリースと同時に、危険な宙域、特にローセクで採掘する意義をより高めるため、一部の鉱石および採掘サイトに調整を加えるつもりだ。
まずヘッドバーガイト、ヘモファイト、ジャスペットを満載したサイトがローセクにも出現するようにする。現在これらのサイトはハイセクでのレアポップとしてしか存在していないけど、Kronos 以降はローセク宙域にも出現するようになるんだ。時給の高さという観点からは、現在のノキシウムの価格からしてこれらのサイトが現状ではもっとも上位に位置することになるね。
また Kronos 以降は、これまでナルセクでしか出現しなかったサイト、具体的にはアーコナーサイトとビストットサイトが、一部ローセクにも出現するようにする。ローセクにおける出現率の配分的には、ヘッドバーガイト、ヘモファイト、ジャスペットはどちらかと言えば高めに位置し、アーコナーとビストットはレアな方に属する。
また、主要高級鉱石3種の組成に一部調整を加える。アーコナー、ビストット、そしてクロカイト (いわゆる ABC 鉱石) が、ニューエデンの鉱石のなかでもレアな方に属するわけだけど、今年の夏以降から産出品に強化を得ることになる。
アーコナーについては組成にメクサロンを追加し、ビストットについては含まれるパイライトを増やし、クロカイトについても含まれるノキシウムを増やす。ナルセクを地盤とする生産系プレイヤーにとっては、今までミネラルの供給源に存在していた 「穴」 がこれによっていくらかカバーされるとともに、「盗掘」 士にとっても、ローセク・ナルセクへの遠征によって得られる見返りがこれによって増えることになる。
以下の値はバッチごとのもので、このあいだの 「再処理ブログ」 にて紹介した、新たなバッチサイズ 100 を使用している。他のミネラル量については従来のままだ。
- アーコナー - メクサロン : 1278
- クリムゾンアーコナー - メクサロン : 1342
- プライムアーコナー - メクサロン : 1406
- ビストット - パイライト : 16572
- トリクリニックビストット - パイライト : 17402
- 単斜晶ビストット - パイライト : 18230
- クロカイト - ノキシウム : 275
- シャープクロカイト - ノキシウム : 290
- クリスタルインクロカイト - ノキシウム : 304
これらの調整が、辺境での採掘に興味をもっているプレイヤーにとって魅力的なものであることを願っているよ。僕らとしては、Kronos で新しくリリースされる ORE Prospect と特に抜群の相性を見せてくれるものと期待しているんだ。
みんなからのフィードバックを楽しみにしているよ。まもなくテストサーバーに実装される予定だけど、実装されたあかつきにはぜひ試してみてね。
5月 3日、ファンフェストのライブストリーム放送最終日を楽しんでもらえるよう願うとともに、EVE の採掘船艦隊に新たに加わった仲間を歓迎してもらえるといいな。まもなく君の隣にわいて現れることになるはずだよ。お近くのアステロイドベルトでね。
』